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急に寒くなりました。

こんにちは、衛生士の笹井です。
また台風が接近し、荒れたお天気になってしまいました。秋の到来を感じるのはいつになることやら。。まだまだ、紅葉はお預けですかね。
去年、地元の公園で撮りましたが、目の保養になります。

Desert

さて…
皆さんは日頃、日常生活で気付かないうちに、歯をくいしばっていませんか?
くいしばり=TCH
とは、”Tooth Contacting Habit”(歯列接触癖)の略で、上下の歯を “持続的に” 接触させる癖のことです。
上下の歯の接触と聞くと一般的には「かみ締め」や「食いしばり」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実際にはグッと強い力でかみ締めや食いしばりを行わなくても、上下の歯が接触する程度でも筋の緊張・疲労が生じます。

上下の歯は何もしていない時は接触しておらず、離れており、会話や食事をする際に接触する時間を含めても、接触しているのは 1日20分程度 が正常だと言われています。

上下の歯の接触時間が長くなると、筋肉の緊張や疲労、顎関節への負担が増え、起床時症状(顎の疲労感,歯の違和感,口が開きにくいなど)や顎関節症に関わってくる可能性が考えられています。

現在、歯軋り対策としては主に、マウスピースの装着や咬合調整が行われていますが、いずれも歯軋りを止めることができるというわけではなく、場合によっては後戻りできない問題が発生するリスクもあります。

このように決定的な対策が無い歯軋りでしたが、日中のTCHを軽減させることで夜間の歯軋りも軽減され、顎関節症や様々な不定愁訴が軽減する可能性が考えられています。

TCHを治せば絶対に歯軋りや顎関節症が治るということではありませんが、TCHは器具を装着したり、歯を削ったりする必要が無いので、まず試してみると良いと思います。

改善法としては、
TCHはテレビを見ている時や長時間パソコンをしている時などに起こりやすいので、テレビやパソコンの隅に何らかのシールや写真などを貼っておき、それを見たら上下の歯が接触していないかどうかを確認し、もし接触していたら離すということを繰り返すという方法があります。(リマインダー)

ただし、TCHを意識しすぎるとそれがかえって疲労感を作ってしまうこともありますので、四六時中TCHを意識して生活するのではなく、リマインダーを見たりTCHにふと気づいた時に歯を離すようにすることが推奨されています。

TCHがあっても問題が出ないケースも多くあります。
問題が出なければTCHはただの「癖」ですので、特に気にする必要はありません。

ただ、顎の疲労感や肩こりなどにより、TCHが影響している可能性がある場合もありますので、そういった症状に悩まされている時は歯を削ったりマウスピースを装着したりする前に、TCHの改善に取り組む価値はあるかと思います。

皆さんも、くいしばりに気付いたら、少しでも歯と歯を放してあげてみると良いかもしれません。