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歯を予防する「予防歯科」(保険治療)

初 診 再 診 レントゲン 歯周基本検査*1 スケーリング*2 歯科疾患
管理料*3
歯科衛生
実地指導料
保険控除前 2,340円 400円 4,020円 500~2,000円 640円 1,000円 800~1,000円
1割負担 234円 40円 402円 50~200円 64円 100円 80~100円
2割負担 468円 80円 804円 100~400円 128円 200円 160~200円
3割負担 702円 120円 1,206円 150~600円 192円 300円 240~300円

*1) 歯周基本検査は、検査を実施した歯の本数によって料金が異なり、1歯以上10歯未満(500円)、10歯以上20歯未満(1,100円)、20歯以上(2,000円)になります。
*2) スケーリングは、歯石などの汚れを落とす掃除の料金です。
*3) 歯科疾患管理料は、病状や治療に関する説明を行った場合の説明料、療養生活の指導料のことを指し、お口の状態によってはかかります。

治療期間

3ヶ月に一回が目安

予防歯科とは

最近では、「予防歯科」という考え方が、TVやCM、雑誌等で多く取り上げられるようになりました。
予防歯科とは、その言葉どおり、虫歯や歯周病からお口を未然に防ぐことをいいます。
歯が痛くなってから治療するのではなく、痛くなる前に虫歯や歯周病などの歯の病気を予防します。
そのためには、自宅で行うセルフケアと歯科医院でのプロによるケアの両方がとても大切です。

むし歯や歯周病等は、一度治療したからといって、完治するわけではありません。
また、「悪くなったから治療に行く」の繰り返しでは、時間や費用がかかるだけでなく、最悪の場合、歯自体を失ってしまうこともあります。
大切なご自分の歯をいつまでも健康なまま残すために、あなたも「予防歯科」を始めませんか?

当院での予防歯科

患者様の歯を予防するため、当院では以下のような処置を行います。

歯石除去

ご家庭での歯磨きでは落とせない歯石(虫歯の原因となる、歯垢が固まったもの)を、専用の器具で除去します。

フッ素塗布

フッ素とは、歯の再石灰化を促進する物質です。
歯の表面に塗ることで、酸に強い歯を作り、虫歯菌が酸を作るのを抑制します。
※フッ素は、虫歯の予防と初期の虫歯の進行抑制に対してのみ有効です。すでに穴が空いていたり、痛みが出てきているような虫歯はフッ素だけでは治りません。

歯磨き指導

歯科医院でいくらお口の中をキレイにしても、ご家庭での歯磨きが正しく行われていなければ、歯を予防することは困難です。
正しい歯磨きを身につけていただくため、当院では歯磨き指導を行っています。

定期メインテナンスにお越しください

歯科衛生士が患者様と話している写真

当院では、主な治療が終了した後は、3ヶ月に一度の歯の定期検診・クリーニングに来ていただくようお勧めしております。
3ヶ月に一度の定期検診では、磨き残しのチェックや歯のクリーニング、虫歯が出来始めていないかなどのチェックを行います。
歯科医師の治療ではなく、歯科衛生士によるケアとなりますので、痛い治療などではありません。
当院の専任の衛生士が、患者様のお口の状態をチェックし、できるだけお口の中の健康を保てるようアドバイスさせていただきます。

予約から治療までの流れ

初診

患者様が感じているお口の問題や受診に対してのご要望をお聞きします。
口腔内検査(虫歯、歯周病、唾液、かみ合わせの検査)や、必要に応じて応急処置を行います。

治療方法・方針のご説明

検査結果を元に患者様のお口の状態や今後の方針の説明、治療費のご相談などを行います。

治療開始

計画に沿った治療を行います。
主に、「歯石除去」「フッ素塗布」「歯磨き指導」等を行っていきます。

治療終了

治療が完了しましたら、今後の定期検診の期間や間隔についてをご相談の上決定します。

メンテナンス

治療後の経過や、他に問題が発生していないかチェックします。
その他、歯のクリーニングや、必要に応じてブラッシングなどの指導を行います。

予防歯科と健康

日本の平均寿命は、女性が86.83歳、男性は、80.50歳。(2014年調べ)
豊かな国日本は、世界でも有数の長寿国となっています。

その背景には、国民全体の栄養状態がよく、免疫力が上がり、病気にかかりにくいことや、医学の進歩、保険制度が行き届いている、などの様々な理由があげられます。

日本では、厚生労働省がかかげている8020運動のように、80歳までに20本の歯を残すという歯の健康推進運動もあって、国民の歯の健康状態はよい方向に進んでいます。

しかし、その反面で、高齢者人口が増え続けているので、「8020」に達していない高齢者の絶対数も増えています。高齢者の歯の状態は良くなりつつありますが、まだまだ困っている人が多いのが実状です。

「8020」の達成者数と非達成者数の推計値

長寿国日本でありながらも、年をとればとるほど、自分の歯の健康が保てなくなり、自分の歯でものを噛むことに不自由を感じている人が多いと言わざるを得ません。

歯に特に問題を感じていない方でも、歯はどんどん老化していきます。
知らないうちに、虫歯や歯周病に罹患していたりします。
そうならないよう、気軽に歯医者さんに通う習慣をつけましょう。
早い段階で歯科治療を受けることにより、その後の悪化を防ぐことが出来、結果的に治療費が安くすむ場合があります。