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咀嚼の大切さ| 八王子の歯医者・くろさわ歯科医院

こんにちは、歯科衛生士の樽です。

桜の季節も終わり、あっという間に4月も半ばを過ぎてしまいましたね…

新年度が始まり、皆さん忙しい日々を送っているのではないでしょうか?

毎日忙しいと食事の時間も惜しくなり、時短で済ませる事が多くなりがちですが、咀嚼の回数が少なくなると身体に様々な不具合が起きてしまいます。

男性のイラスト

まず皆さんが食事をする時、唾液が分泌されると思いますが咀嚼を効率よく行うにはその唾液が重要になってきます!

唾液には「水分」やお口の中の保潤や潤滑を手助する「ムチン」、デンプンの分解し消化しやすくする「アミラーゼ」という成分が含まれており、この成分が口の中で上手く食べ物をまとめるお手伝いをしてくれる大事な役割をしているんです。

咀嚼の回数が減少すると分泌される唾液の量も減り、口の中で食べ物を上手くまとめる事が難しくなってしまいます。

そうなるとお肉や、繊維のある野菜や果物が食べにくくなりタンパク質やミネラル、食物繊維が不足しがちになり、お口の機能自体も衰退してしまいます。 

食べにくい食品があると健康にも影響が出てきてしまいますよね。

上手く噛めないまま無理に飲み込もうとすると誤嚥や窒息のリスクが高まりとても危険です。

楽しく健康に過ごすためにもしっかりと咀嚼をしてバランスの良い食事をとる事が重要ですね!

こちらの食品別咀嚼回数表を参考に少し意識をして食事をしてみるのも良いと思います♪

食品別咀嚼回数表

そして、しっかり噛んで食べると栄養素の消化吸収が改善されるので食後の血糖値の上昇を抑える事ができ、唾液は胃での消化をサポートする役割をはたしているので(先程登場したアミラーゼの効果)咀嚼をする事で胃の負担も軽減してくれるそうです!

いい事づくしですね!!

仕事や家事、勉強に追われ忙しい日々を過ごしているとついつい早食いになりがちで、飲み込みやすい物を選びがちですが、少し意識をして食事をとってみましょう!

家族のイラスト

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歯科衛生士 樽 彩香


咀嚼とは https://ja.m.wikipedia.org/wiki/咀嚼
誤嚥性肺炎 http://kishoku.gr.jp/public/disease05.html

引用:歯科衛生士9月号

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