こんにちは！
歯科衛生士の村田です！
今回は小児の歯ぎしりについてお話します。
寝ているお子さんが歯ぎしりをしていて心配という声をいただくことがありますが、気になっているけどどうしたらいいかわからないという方もいらっしゃるのではないのでしょうか？
まず、歯ぎしりの原因についてです。
大人の歯ぎしりと同様に、精神的なストレスが原因となることがあります。
保育園や幼稚園に通い始めて環境が変わったり、弟や妹が生まれて不安を感じたりなどと理由は様々です。
また乳臼歯が生える2歳頃や、乳歯から永久歯に生え変わる4〜6歳頃は歯ぎしりをする子どもが多いです。
噛み合わせのバランスを調整するためや、骨格の成長を促して永久歯が生えてくるスペースを確保しようとしているためと言われています。
無意識の行動であり正常な成長に伴うものとして現れます。
子どもの歯ぎしりはほとんどが一時的なものと言われており、経過観察をすることが多いです。
精神的なストレスが原因の場合、コミュニケーションを増やしたりリラックスできる環境をつくってあげることが大切です。
また、あまり噛まずに食事をする子どもは顎の成長が促進されないため歯ぎしりが多く現れる傾向があります。
あえて大きくカットした野菜や、歯応えのあるメニューにしてあげてしっかり噛んで顎の成長を促してあげましょう。
歯ぎしりを止めることはできませんが、原因を理解した上で対策をすることは可能です！
無理に止めずに少しずつ様子をみていきましょう。
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くろさわ歯科医院 歯科衛生士 村田渚
歯ぎしりとは
無意識のうちに食いしばったり、歯をこすり合わせたりしてしまうなど、上下の歯が不必要に接触している状態を歯ぎしり（ブラキシズム）という。
https://doctorsfile.jp/medication/107/