こんにちは。
副院長の前田です。
今回は矯正治療についてお話しします。
● 日本の矯正治療普及率
日本はアメリカに比べて歯科矯正に対する治療の受診数が少なく
アメリカは前人口約3億2000万人のうち
矯正治療の件数は600万件
日本は人口1.3億人に対して300,000件が受診履歴としてあります。
人口比率では
アメリカは100人に対して2人が矯正治療を受診しているのに対し
日本では1000人に対して2人しか矯正治療を受診していません。
私は一般歯科治療も行っておりますが
噛み合わせ(咬合)による体に対する影響は凄まじく
それをお悩みで当院を訪れる方が多くいらっしゃいます。
その方々は
①前歯の審美性が崩れてしまったり
②奥歯の噛み合わせが合わなくて噛むと痛かったり
③噛み合わせが原因で顔貌や姿勢が変わったり④顎関節症状を引き起こして日常生活に支障きたしている方をこれまでに何人も見て参りました。
長年維持され続けた自分の噛み合わせを理想的に仕上げるには
矯正治療以外では被せ物で対応するしかありません。ブリッジやセラミックの被せ物を入れるためには多くの歯を削らなければならないのです。
●なぜこれまで矯正治療が世の中に広まらなかったのか
矯正治療は
本格矯正といってワイヤーブラケットといった金属の装置を
歯に装着してワイヤーの戻ろうとする力を利用して歯並びを改善していきます。
非常に効果的で精度の高い治療ですが、
患者様にとって
•装着感や異物感治療中の痛み
•長期にわたる治療期間
•費用が自由診療であること
も含めワイヤー矯正や矯正治療自体が治療を考えている患者様にとって垣根が高く日本では敬遠されがちな様子につながっていました。
●なぜ今マウスピース矯正なのか
なぜマウスピース矯正が今社会に求められているのかこの大きな転機になったのはコロナと言う社会情勢を大きく動かした感染症が挙げられます。
もともと矯正治療は1人の担当ドクターが1人の患者様を細かく治療.調整をしていくことで精度を上げて歯並びを改善していきます。
最新のマウスピース矯正は担当医からの指示をもとに自宅で自分でコントロールしながら治療をし続けることができる通院回数のない非常に効果の高い治療のためです。
マウスピース矯正は通院回数がワイヤー矯正に比べて極端に少ないです。
その理由は歯を動かすことのできる専用マウスピース(アライナー)をワンセット受け取り、
毎週1枚ずつマウスピースを繰り返し変えていくことによって1週間でおよそ0.25ミリ自分の端をマウスピースの予定動かすことができます。
歯並び改善のため歯を動かす移動量多い方は
マウスピースの枚数を増やして
1週間に0.25ミリこれを繰り返して歯を並べていきます。
使用する習慣を身に付けること自体は自己責任になりますが、通院せず自分でコントロールできれば自宅で治療が受けることができると言う画期的な方法が今注目されています。
●どんな方がマウスピース矯正に合っているのか
ある統計では全体の患者様の75%が歯並びの改善を必要とすると言われています。
今回のマウスピース矯正はその75%の患者様のおよそ半数がマウスピース矯正適応だと統計上出ています。
つまり日本では患者様10名中3.5名がマウスピース矯正で治療が完了できると言う計算になります。
例えば奥歯がしっかりと噛み合わせができている方であれば前歯上下合わせて20本分の歯並びの改善で済みます。
また奥歯の部分が少し改善する必要があるのであれば奥歯の位置を変えてより
噛みしめやくいしばりを考慮した 理想的な上歯並びをマウスピースによって実現することができます。
最近では若い女性だけではなく若い男性また中高年の方も去年歯並びでお悩み続けていた方が後治療を利用され快適な生活を取り戻しています。
●マウスピースが患者様から維持される理由
当院ではマウスピース治療を積極的に進めております現在マウスピース治療終えた患者様の全員が治療の結果に満足してると言うアンケートいただきましたこの治療の成功のカギは単純にマウスピース治療を受けると言うだけでなく担当する歯科医師がその方の噛み合わせや歯並びをしっかりと的確に判断しマウスピース矯正が適用されるかどうかと言う審査診断を適切に行うことでこの治療は成功に結びつきます担当するドクターによって治療の成果が異なりますのでワイヤー矯正とはまた異なったマウスピース矯正の経験豊富な歯科医師の下での治療をお勧めします。
●くろさわ歯科医院ではマウスピース治療だけでなく一般歯科処置も1人の担当医がすべてを担当できる
従来矯正治療では端を動かす中は矯正治療を行い虫歯の治療は一般歯科医院で治療を受けることが多くありました。くろさわ歯科医院ではマウスピース矯正のライセンスを持ったドクターがいますので担当した患者様の歯科矯正だけでなく審美修復処置/補綴修復処置/根管治療といった様々な一般歯科処置まで多岐に渡って治療を受けることができます。価格帯も比較的ワイヤー矯正に比べて低コストのためご興味のある方はぜひご連絡ください。
参考公式ホームページ
インビザライン・システム｜【公式】インビザライン・システム
https://www.invisalign.co.jp
参考書籍
アライナー矯正治療【著書】 ワーナー・シップ他
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副院長 歯科医師 前田 昌孝
