Introduction
矯正歯科(歯列矯正)を
検討されている方へ
Trouble
こんなお悩みありませんか?
歯並びや噛み合わせでお悩みの方は多いのではないでしょうか。
当てはまるものがあれば、ぜひ一度当院へご相談ください。
- 歯並びが気になり笑顔に自信が持てない
- 噛み合わせが悪く食事がしにくい
- 子どもの歯並びを整えたいと考えている
- 顎の関節に痛みや違和感がある
- 歯と歯の間の隙間が気になる
- 自分に合った矯正方法が知りたい
Explanation
矯正歯科(歯列矯正)とは?
矯正歯科とは、八重歯や出っ歯、すきっ歯、受け口など、乱れた歯並びや噛み合わせを整えることを目的とした歯科分野です。
矯正装置にはマウスピースやワイヤーなどがあり、歯に一定の力をかけることで、歯の位置を少しずつ理想的な位置へと導いていきます。
矯正治療は、見た目の改善だけでなく、噛み合わせを正しく整えることによって食事や発音がしやすくなり、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
さらに、顎や全身のバランスに良い影響を与えることも期待できます。
矯正を始めるベストタイミングは?
矯正治療を始めるベストタイミングは、歯並びや噛み合わせに違和感を覚えた時です。
子どもと大人では適切な時期が異なりますが、どちらの場合でも「気になった時に早めに相談する」ことが理想です。
子どもの場合
永久歯が生え始める6歳前後から経過を観察し、成長に合わせて適切なタイミングで矯正を始めるのが望ましいとされています。
成長期を利用することで顎の発育をコントロールし、歯並びや噛み合わせの安定を図ります。
ただし、最適な開始時期は歯の生え変わりや顎の成長度合いによって異なるため、早めに専門医へ相談しお子さまに合った治療計画を立てることが大切です。
大人の場合
大人は成長期が終わっていても、年齢に関係なく矯正治療を始めることができます。
骨格の大きな改善が必要な場合には外科矯正が必要になるケースもありますが、歯の移動による噛み合わせや歯並びの改善は十分可能です。
最近ではマウスピース矯正や舌側矯正などの装置が目立ちにくい治療法が人気で、仕事や日常生活に支障をきたさずに治療を始めやすくなっています。
矯正歯科(歯列矯正)の期間
矯正歯科(歯列矯正)の治療期間は、大きく「動的期間」と「保定期間」に分けられます。
動的期間
動的期間とは、実際に矯正装置を使って歯を少しずつ動かし、理想的な歯並びや噛み合わせを作っていく期間です。
ワイヤー矯正ではブラケットとワイヤーで持続的に力を加え、マウスピース矯正では段階的に装置を交換して歯を動かします。
期間は症例によって異なりますが、全体矯正の場合はおよそ1〜2年ほどかかるのが一般的です。
保定期間
保定期間とは、動的期間で整えた歯並びを安定させるための期間です。
矯正後の歯は元の位置に戻ろうとする力が強いため、専用の保定装置(リテーナー)を一定時間装着して後戻りを防ぎます。
保定期間は少なくとも1〜2年程度が目安ですが、安定性を長く保つために継続して使用が推奨されることもあります。
歯が動く仕組み
矯正治療で歯が動くのは、単に装置で「押されているから」ではありません。
歯の周囲には歯根膜(しこんまく)と呼ばれる薄い膜があり、歯を支えるクッションのような役割を果たしています。
矯正装置で力が加わると、この歯根膜が片側では圧迫され、反対側では引き伸ばされます。
圧迫された部分では周囲の骨が吸収され、引き伸ばされた部分では新しい骨が形成される「骨のリモデリング」と呼ばれる現象によって、歯は少しずつ移動していきます。
この仕組みを利用し、ワイヤー矯正では持続的に力をかけ、マウスピース矯正では段階的に装置(アライナー)を交換することで歯を移動させます。
歯の移動速度は体の代謝や年齢にも影響されますが、通常1ヶ月で0.2〜0.3mmほどと緩やかです。
矯正治療は、この自然な生体反応を利用して歯と骨を少しずつ動かすため、時間はかかりますが安全に歯並びを整えることができます。
Kinds
矯正歯科(歯列矯正)の種類
矯正歯科(歯列矯正)は、矯正装置や実施する年代、治療の範囲など多様な治療方法・種類があります。
矯正装置
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使用して歯を動かす治療法です。
1〜2週間ごとに少しずつ形の違うマウスピースに交換して、歯を動かしていきます。
当院では、幅広い症例に対応できるインビザラインシステムを導入しております。
マウスピースは取り外しが可能なため、食事や歯磨きがしやすく、従来の矯正治療に比べて目立ちにくいのが特徴です。
メリット
・矯正装置が透明で目立たない
・取り外しが自由で食事や歯磨きがしやすい
・金属アレルギーの心配がない
デメリット
・歯並びによって対応できない場合がある
・マウスピースの装着時間を守らないと治療計画通りに歯の移動ができない
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯に装着したブラケットをワイヤーで固定して歯を動かす治療法です。
矯正歯科(歯列矯正)の中では古くから行われている一般的な矯正装置で、軽度から重度の歯並びの乱れまで幅広い症例に対応できます。
1ヶ月ごとにワイヤーを調整して歯を動かし、理想の歯並びに整えていきます。
メリット
・軽度から重度まで多くの歯並びに対応できる
・つけ外しできない代わりに治療の効果が確実
デメリット
・矯正装置が目立ちやすく見た目が気になる
・矯正装置の影響で痛みや違和感が起こる
・固定式のため食事や歯磨きにやや制限がある
年代別
小児矯正
小児矯正は、永久歯が生え揃う前の成長期に行う矯正治療です。
顎の成長を利用できるため、将来の歯並びや噛み合わせの土台を整えやすいのが特徴です。
たとえば、顎の骨が小さい場合には拡大装置でスペースを作り、永久歯が正しく生える環境を整えることが可能です。
早期に取り組むことで、将来的に大がかりな矯正や抜歯を避けられる可能性があります。
また、口呼吸や舌の癖などの悪習慣を改善する効果も期待できます。
大人の矯正
大人の矯正は、永久歯が生え揃った後に実施する治療です。
骨の成長は止まっているため顎の大きな調整はできませんが、歯の移動による歯並びや噛み合わせの改善は十分に可能です。
特に最近では、目立ちにくいマウスピース矯正や舌側矯正などの装置が普及し、仕事や日常生活に配慮しながら治療を受けられる点が特徴です。
また、審美面だけでなく、歯磨きがしやすくなることで虫歯や歯周病の予防につながり、口腔内全体の健康維持にも役立ちます。
適応範囲
部分矯正
部分矯正は、前歯や奥歯など一部の歯だけを動かして整える治療法です。
たとえば「前歯の軽いガタつきを直したい」「目立つすきっ歯を改善したい」といった場合に適しています。
マウスピース矯正、ワイヤー矯正のどちらでも対応可能です。
全体矯正と比べて治療期間は短く、費用も抑えられるのが大きなメリットです。
ただし、噛み合わせの大きなズレや全体的な歯並びの乱れには対応できないため、適応できる症例は限られます。
全顎矯正
全顎矯正は、歯をすべて対象に動かし、歯並びと噛み合わせを総合的に整える治療です。
見た目の美しさだけでなく、噛む・話すといった機能面まで改善できるのが特徴です。
治療期間は1年半~3年程度と長くなり、費用も部分矯正より高額になりますが、根本的に歯並びを改善し、将来の虫歯や歯周病予防にもつながります。
重度の歯列不正や、顎の骨格から影響を受けている症例には全顎矯正が必要になるケースが多いです。
Effects
矯正歯科(歯列矯正)の
メリット・効果
矯正歯科(歯列矯正)は、見た目の改善だけでなく、機能的な向上や健康維持にもつながります。
こちらでは、矯正歯科(歯列矯正)によって得られるメリット・効果について詳しくご紹介します。
歯並びの美しさ
矯正歯科(歯列矯正)を受けると、歯並びが整って歯の審美性が向上します。
歯並びが悪いと歯が不揃いな印象を受けたり、歯が突出し口元が前に出ているように見えたりして、コンプレックスを抱く方は多いです。
しかし、歯並びが整うと歯が見えた時に、きれいで清潔感のある印象を与えられるようになります。
歯並びがきれいだと褒められることが増えると、本人も歯を見せて笑うことに自信を持てるため、笑顔が増えてより明るい印象を与えられるようになるでしょう。
また、海外では歯並びが悪いとネガティブなイメージを持たれることがありますが、歯並びがきれいだと自己管理がきちんとできている人というイメージを与えることにもつながります。
虫歯・歯周病がなりにくい
歯並びが悪いと、歯と歯の間に食べかすが溜まりやすく、歯ブラシが届きにくい部分ができて歯垢や歯石が溜まりやすくなります。
歯垢や歯石は虫歯や歯周病の原因ですが、矯正歯科(歯列矯正)によって歯が正しい位置に整うと清掃性が向上するため、歯磨きがしやすくなります。
その結果、虫歯や歯周病のリスクを大幅に減らすことができるでしょう。
虫歯や歯周病は歯を失う病気の第1位と第2位です。
これらのリスクを減らすことは、歯そのものを守ることに加えて歯を支える骨や歯ぐきの健康維持にもつながるため、歯の寿命を延ばし、長期的に健全な口腔環境を保つことにつながります。
咀嚼機能の向上
歯並びや噛み合わせが悪い人は、歯並びがいい人と比べて食べ物を十分に噛み砕くことができない場合があります。
食べ物を噛み砕く力を咀嚼機能(そしゃくきのう)と言います。
咀嚼機能が低い人は、消化器官への負担が大きくて栄養吸収の効率が悪いです。
矯正歯科(歯列矯正)を行うと噛み合わせが改善され、食べ物をしっかりと咀嚼できるようになります。
これにより、咀嚼機能が向上することで、食事をより快適に楽しめるようになるでしょう。
また、消化器官への負担を減らすことができるため、栄養をスムーズに吸収できるようになることで、全身の健康の維持向上にも役立ちます。
Health
矯正歯科(歯列矯正)と
健康の関係性
矯正歯科(歯列矯正)は、単に見た目を美しく整えるだけでなく、口腔内や全身の健康とも深く関係しています。
歯並びが乱れていると歯ブラシが届きにくい部分が増え、汚れが蓄積しやすくなります。
その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まり、長期的に歯の寿命を縮める可能性があります。
特に歯周病は、歯を失う大きな原因であると同時に、最近では糖尿病や心疾患、動脈硬化といった全身疾患のリスク因子とも考えられています。
歯並びを整えることで清掃性が改善され、歯周病予防につながることは、結果として全身の健康を守ることにも直結します。
さらに、噛み合わせの不具合は顎関節に過剰な負担をかけ、顎やこめかみの筋肉の緊張を招きます。
こうした緊張は首や肩のこり、さらには頭痛へとつながることも少なくありません。
矯正治療で噛み合わせが整うと、こうした全身の不調の改善が期待できる場合もあります。
このように矯正歯科(歯列矯正)は、「歯並びを整えて見た目を良くする治療」だけでなく、「歯と全身の健康を守る治療」という側面を持っているのです。
Symptoms
矯正歯科(歯列矯正)を
必要とする歯並び
矯正歯科(歯列矯正)は、出っ歯、すきっ歯など、ほぼすべての歯並びの改善が可能です。
軽度の症例はもちろん、難しい症例にも対応できる治療方法があるため、諦める必要はありません。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)/出っ歯
上顎前突は、上の前歯が前方に大きく突き出た噛み合わせを指します。
出っ歯とも呼ばれます。
前歯が前に出ていることで唇が閉じにくい、前歯が外傷を受けやすい、食べ物を噛み切りにくいといった問題が発生しやすい歯並びです。
また、見た目にも影響を与える場合があり、重度症例になるとウサギやビーバーのような印象になり、笑顔に自信を持てなくなるという方も少なくありません。
矯正歯科(歯列矯正)では、上の歯を全体的に後ろに引っ込めることで改善できます。
下顎前突(かがくぜんとつ)/受け口
下顎前突とは、下の前歯が上の前歯よりも前に突き出た歯並びを指します。
噛み合わせが通常とは逆の状態になるため、受け口とも呼ばれます。
噛み合わせが悪くて食事がしにくい、サ行やタ行の発音が不明瞭になるなど、機能的な問題を引き起こしやすい歯並びです。
放置すると、顔貌に影響が出る場合があり、下顎がしゃくれたり、三日月のような中顔面が凹んだ顔立ちになったりする場合があります。
矯正歯科(歯列矯正)で歯を動かし、下顎や下の歯を全体的に後ろに引っ込めることで改善可能です。
開咬(かいこう)
開咬とは、上下の前歯が噛み合わず、隙間ができてしまう歯並びを指します。
食べ物を前歯で噛み切ることができず、空気が前歯から漏れるため、前歯を閉じて発音する言葉が不明瞭になりやすい歯並びです。
矯正歯科(歯列矯正)では、全体的な噛み合わせの高さを調整したり、歯を引き出したりして、上下の前歯が噛み合うように歯を誘導して改善します。
叢生(そうせい)/乱ぐい歯
叢生とは、隣り合った歯が重なったり、斜めに生えていたりして歯列が凸凹した歯並びを指します。
乱杭歯とも呼ばれます。
歯磨きがしにくいため食べカスが残りやすく、歯垢や歯石が溜まりやすいことから、虫歯や歯周病のリスクが高いのが特徴です。
また、歯列が不揃いであるため、歯を見せて笑うのが恥ずかしいと感じてコンプレックスを抱くこともあるでしょう。
矯正歯科(歯列矯正)で、歯を並べるスペースを確保して歯列を整えることで改善可能です。
過蓋咬合(かがいこうごう)
過蓋咬合とは、上の前歯が下の前歯を大きく覆い隠すほど噛み合わせが深い状態です。
ディープバイトとも呼ばれます。
上の前歯が下の前歯を2/3以上覆っている場合は、過蓋咬合と診断できます。
出っ歯やすきっ歯と併発しているケースもあり、奥歯の摩耗を起こしやすく、歯を支える骨にもダメージを与えやすい噛み合わせです。
また、下の歯が上顎に当たって、上顎の裏の歯ぐきを傷つけたり、顎関節症を引き起こしたりする可能性もあります。
矯正歯科(歯列矯正)では、奥歯の噛み合わせを高くしながら、上下の歯のアーチのバランスを整えることで改善可能です。
交差咬合(こうさこうごう)
交差咬合とは、上下の歯が左右にずれて噛み合っている状態を指します。
歯がクロスしていることから、クロスバイトとも呼ばれます。
成長期に交差咬合を放置すると、顎の発育や顔の形に影響を与える可能性があり、顔が曲がったり顎関節症を引き起こしたりすることがあります。
また、クロスしている歯に過剰な力がかかるため、歯の磨耗を引き起こす可能性も高い歯並びです。
矯正歯科(歯列矯正)で歯並びを整えることで、改善を図ることができます。
空隙歯列(くうげきしれつ)/すきっ歯
空隙歯列は、歯と歯の間に隙間がある状態を指します。
すきっ歯とも呼ばれるこの状態は、食事の際に食べ物が詰まりやすい歯並びです。
フランスではすきっ歯から幸運が舞い込んでくると言われる縁起のいい歯並びですが、日本では幸せが逃げると言われており、見た目を気にされる方が多い歯並びです。
また、歯と歯の間から空気が漏れるため、歯を閉鎖して行う発音が不明瞭になる場合もあります。
矯正歯科(歯列矯正)で歯を動かして隙間を埋めることで、改善することができます。
Features
くろさわ歯科医院の
矯正歯科の強み・特徴
Price
矯正歯科(歯列矯正)の料金
マウスピース矯正
インビザラインコンプリヘンシブ | 935,000円 |
---|---|
インビザラインモデレート | 660,000円 |
インビザラインライトパック | 495,000円 |
インビザラインエクスプレス | 385,000円 |
精密検査 | 33,000円 |
保定費 | 19,800円(上下顎) |
ワイヤー矯正
成人矯正 | 永久歯列 770,000円 |
---|---|
小児矯正 | 一期治療 330,000円(混合歯列) 二期治療 440,000円(永久歯列) (一期治療から二期治療への移行の際は再相談) |
部分的矯正治療(MTM) | 110,000〜330,000円 (非常に限局的な軽度の症例に限ります。) |
表側の目立たない装置 | 基本料金+110,000円 |
目に見えない矯正 | 基本料金+330,000円 |
裏側からの矯正 | 基本料金+440,000円 |
調整料 | 5,500円/1回 |
Insurance
矯正歯科(歯列矯正)における
保険適用について
矯正歯科(歯列矯正)は、基本的に自由診療(自費診療)として行われます。
歯並びや見た目をきれいに整えることや、噛み合わせの改善を目的とした矯正は、健康保険の対象には含まれないためです。
ただし、例外として一部のケースでは健康保険が適用される場合もあります。
代表的なのは、顎変形症や唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)など、先天的または後天的な顎や歯の発育異常により、通常の咬合機能が著しく障害されている場合です。
このような症例では、大学病院や指定医療機関での矯正治療に限り、健康保険の対象となります。
そのため、多くの方が受ける矯正治療(出っ歯・すきっ歯・叢生・開咬など)は自費診療となりますが、自由診療であるからこそ使用する装置の種類や治療方法に制限がなく、ライフスタイルや希望に合わせた幅広い治療法を選ぶことが可能です。
矯正歯科(歯列矯正)を検討される際は、ご自身の症状が保険適用の対象に該当するかどうか、まずは歯科医院で確認してみることをおすすめします。
矯正歯科(歯列矯正)までの
治療の流れ
無料相談
患者さまのお悩みや希望をお伺いし、矯正治療全体の流れについてご説明します。
この段階では費用は発生せず、患者さまのご希望に合わせた治療方法をいくつかご説明し、治療期間の大まかな目安をお伝えいたします。
検査・診断
具体的な治療計画作成のために、歯型の採取やレントゲン撮影を行います。
当院ではCTを完備しており、顎の骨や軟組織の状態を詳しく確認して歯の動きを予測することができます。
検査データを元に診断を行い、治療方針が決定したら詳しい治療期間や費用について患者さまにご説明いたします。
矯正開始
治療方針に同意いただいたら、矯正装置を装着して治療をスタートします。
ワイヤー矯正の場合はブラケットとワイヤーを装着し、マウスピース矯正の場合はカスタムメイドのマウスピースを装着します。
装置の使い方や治療中の注意点についても丁寧にご案内します。
定期通院・調整
治療中は定期的に通院いただき、装置の調整や交換を行います。
ワイヤー矯正では月1回程度、マウスピース矯正では1~2ヶ月ごとのチェックが目安です。
歯の動きを確認しながら最適な調整を重ねることで、少しずつ理想的な歯並びへと近づけます。
保定・メンテナンス
歯並びが整ったら、後戻りを防ぐために「リテーナー」と呼ばれる保定装置を一定期間装着します。
保定期間中も3~6ヵ月に一度通院し、歯並びや噛み合わせの安定を確認します。
定期的なメンテナンスを続けることで、美しい歯並びと正しい噛み合わせを長期的に維持できます。
Notes
矯正歯科(歯列矯正)の
注意事項・リスク
歯科医師からの指導を守りましょう
矯正治療を順調に進めるには、歯科医師の指示を守ることが大切です。
ワイヤー矯正では定期的な通院が欠かせず、マウスピース矯正は1日20時間以上の装着が基本です。
通院を怠ったり、装着時間が短かったりすると治療が長引くこともあります。
安心して効果を得るために、日常生活での注意点も歯科医師の指導に従いましょう。
口腔ケアを徹底する必要がある
矯正装置を装着すると、歯磨きがしにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
そのため、治療中は普段以上に丁寧な歯磨きと定期的なクリーニングが必要です。
治療中の痛みや違和感
矯正装置の装着後や調整後は、一時的に歯や顎に痛みや圧迫感を感じることがあります。
これらの症状は数日で軽減することがほとんどですが、多少の痛みや違和感は避けることができません。
食事の制限
ワイヤー矯正の場合は、食べ物が装置に挟まりやすくなります。
また、マウスピース矯正でも、食事の際に自分で装置を外す必要があるなど、どの矯正装置を選んでも食事に多少の制限が出ることがあります。
治療後は保定が必要
矯正歯科(歯列矯正)が終了しても、歯並びには元に戻ろうとする力が働きます。(後戻り)
そのため、矯正治療後の歯並びを保つには、保定装置を一定期間装着して歯並びを安定させる必要があります。
保定の注意事項を守らないと矯正歯科(歯列矯正)の成果が失われる可能性があるため、注意が必要です。
Q&A
矯正歯科(歯列矯正)で
よくある質問
-
矯正歯科(歯列矯正)は何歳から何歳まで可能ですか?
-
歯や歯ぐきが健康であれば、年齢に関係なく矯正歯科(歯列矯正)を受けることが可能です。
ただし、高齢になるほど動かせない歯が増える、歯肉退縮の可能性が増えるなどのリスクが増えるため、注意が必要です。
-
妊娠中に矯正歯科(歯列矯正)を受けることはできますか?
-
妊娠中でもすでに治療を始めている場合は、体調を確認しながら治療の続行が可能です。
ただし、治療開始前の場合はレントゲン検査が必要なため、新たに治療を始める場合は出産後をおすすめします。
-
スポーツや楽器演奏は矯正歯科(歯列矯正)中もできますか?
-
慣れるまでは矯正装置に違和感を覚えることがありますが、基本的にスポーツや楽器の演奏は可能です。
実際に、矯正装置を装着したまま活躍している音楽家やアスリートも多くいます。
-
虫歯や歯周病があると矯正治療は受けられませんか?
-
矯正歯科(歯列矯正)を始める前に、虫歯や歯周病を治療する必要があります。
当院では一般歯科も含めて対応可能なため、矯正歯科(歯列矯正)を見据えた虫歯や歯周病の治療もまとめてサポートいたします。
-
矯正歯科(歯列矯正)はどのような歯科医院で受けるべきですか?
-
矯正歯科(歯列矯正)を受ける際は、矯正歯科(歯列矯正)に熟練した専門医が在籍する歯科医院を選ぶと安心です。
虫歯や歯周病などの一般歯科にも精通している歯科医院の場合は、院内での情報共有がスムーズです。
-
矯正歯科(歯列矯正)中に引越しをする場合、どうすればよいですか?
-
引越しで通院が難しくなった際には、転院先を探す必要があります。
ご希望に応じて必要な資料をご用意してサポートしますので、引越しが分かり次第早めにご連絡ください。
-
インプラントがあっても矯正治療は可能ですか?
-
インプラントそのものは動かせないため、矯正歯科(歯列矯正)に支障が出る場合はインプラントの再治療が必要になることがあります。
インプラントの再治療をせずに治せる範囲で矯正治療ができる場合もあるため、まずはご相談ください。
-
抜歯は必ず必要ですか?
-
歯並びを整えるためのスペースが不足している場合には、抜歯が必要になることがあります。
ただし、症例や治療法によっては、抜歯せずに治療が可能な場合もあります。
-
矯正歯科(歯列矯正)に保険は適用されますか?
-
基本的に矯正治療は自費診療ですが、顎変形症などの重度の症例では保険が適用されることがあります。
また、保険適用の可否については、診査・診断が必要となります。
-
矯正歯科(歯列矯正)費は医療費控除の対象になりますか?
-
噛み合わせの改善を目的として行う歯科矯正治療の場合は医療費控除の対象となり、確定申告で申請可能です。
ただし、審美目的の治療は対象外となります。ご注意ください。
Supervisor
監修者情報
くろさわ歯科医院 院長
黒澤 治伸Harunobu Kurosawa
資格
・Nobel Biocare World conference in ラスベガス 出席
・SJCD basic 年間コース 修了
・Dental Aesthetic Seminar 修了
・米国式根管治療マイクロスコープハンズオンコース 修了
・YIC主催 日本顕微鏡歯科学会副会長三橋純先生によるマイクロスコープセミナー 修了
・マキシスインプラントインスティテュート 出席
・ICOI国際インプラント学会Fellowship 出席
・THE IMPLANT ACADEMY 2012 出席
・ICOI国際インプラント学会 出席
・THE IMPLANT ACADEMY 2013 出席
・ICOI国際インプラント学会 第16回アジア太平洋シンポジウムin台北 出席
・ICOI Japan Symposium出席
・NOBEL BIOCARE SYMPOSIUM 2014 出席
・厚生労働省認定 歯科医師臨床研修指導医 取得
・ICOI Japan Symposium出席症例発表
・ICOI 国際インプラント学会シンガポール大会 出席
・マロクリニック東京 All-on-4コース 修了
・ニューヨーク大学 NYU International Endodontic weekプログラム 第1期生
COLUMN
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虫歯治療
なるべく「痛みを感じない」治療を心がけています。削った歯を修復する詰め物・被せ物も保険適応のものから自費のものまで幅広くご用意しています。
歯周病治療
「歯ぐきが下がる」そんな症状は歯周病がかなり進行している状態かもしれません。歯周病の治療はもちろんのこと、再発させないための治療に力を入れています。
予防歯科
歯医者には痛みを感じてからではなく「未病を防ぐ」ための治療で通院することが理想です。歯のトラブル予防に定期的な歯科検診をオススメしております。
インプラント
虫歯などで歯を失った時に選択される治療の1つで、天然の歯とほとんど変わらないほどの噛み心地を得られます。見た目の美しさにも優れている治療方法です。
オールオン4
たった4本のインプラントだけで上顎もしくは下顎すべての歯を修復することが可能な先進的な治療法です。実施できる歯科医院は少なく、高い技術力を必要とする治療です。
セカンドオピニオン
現在受けている治療や、他院での診断結果に不安や疑問がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。患者さまがご納得して治療に進められるよう、サポートいたします。
矯正歯科(歯列矯正)
マウスピース矯正やワイヤー矯正など、いくつかの選択肢の中で患者さまに最適な治療法をご提案いたします。矯正に関する無料相談だけでもOKです。
マウスピース矯正
矯正装置が目立たず、ワイヤー矯正に比べて痛みの少ない矯正治療です。マウスピースは取り外しが可能で、食事や歯磨きがいつも通りに行えます。
ワイヤー矯正
歯の移動が難しい歯並びにワイヤー矯正はよく選択されます。矯正装置は外せませんが、その分狙った箇所に歯を動かしやすいことが特徴的な一般的な矯正法です。
精密根管治療
歯の根っこ部分を治療する際に、マイクロスコープを使用した精度の高い治療です。肉眼では見えない細部まで治療を行い、原因を徹底的に除去していきます。
審美歯科
歯の白さや形を整え、見た目の美しさを高める治療です。当院では、被せ物はもちろん、ホワイトニングやラミネートべニアなど、お悩みに合わせた豊富な治療をご用意しています。
ホワイトニング
少ない治療回数で歯の白さを実感できるオフィスホワイトニングをご用意しています。その他、ご自宅で好きな時に行えるホームホワイトニングのご案内も可能です。
ダイレクトボンディング
欠けた歯やすきっ歯を1日で改善できる治療です。天然の歯の色にとても近い色で修復が可能で、治療した箇所が分からないほど自然な仕上がりになります。
親知らずの抜歯
親知らずには抜いた方が良い親知らずと、抜かなくても良い親知らずが存在します。的確な検査と診断な元、必要に応じた抜歯や歯の保存をご提案いたします。
入れ歯
入れ歯は保険のものと、自費診療のものとで使い心地が大きくことなります。当院では、さまざまな要望に応えられるよういろんな素材で入れ歯を用意しています。
Clinic
くろさわ歯科医院について
01
八王子駅から徒歩1分
当院は、JR八王子駅から徒歩1分、京王八王子駅から徒歩5分という好立地にあり、お仕事帰りやお買い物のついでにも立ち寄りやすいアクセスの良さが特徴です。
雨の日やお子さま連れの方でも通いやすく、幅広い年代の患者さまにご利用いただいております。
また、土曜も診療を行っているため、平日が忙しい方にも無理なく通っていただけます。
02
年間患者数100万人
昨年、大変ありがたいことに年間でご来院いただいた患者さまは累計100万人にのぼりました。
八王子エリアの皆さまを中心に、信頼してお選びいただけたことを、スタッフ一同心より感謝しております。
これからも患者さまとの「対話」を大切にしながら、不安や悩みにしっかり向き合い、安心して受けられる歯科医療、そして「ここに通ってよかった」と思っていただける医院を目指してまいります。
03
60%がご紹介でのご来院
くろさわ歯科医院にお越しいただく患者さまの約60%は、当院へすでに通われている患者さまからのご紹介でご来院されています。
当院で受けられた治療やホスピタリティに満足していただいているからこその結果だと感じています。
他院での治療に納得がいっていない方などは、ぜひ一度当院へご相談ください。
お悩みを丁寧に伺い、納得いただける治療をご提案いたします。
04
各分野のスペシャリストな歯科医師
くろさわ歯科医院には、6名のドクターが在籍しています。
それぞれが専門分野を持つスペシャリストであり、虫歯・インプラント・歯列矯正など幅広いお悩みに対応可能な体制を整えています。
また、難症例への対応経験も豊富なため、他院で治療を断られてしまった方でも、当院でなら対応できるケースも少なくありません。
一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
05
全7部屋を完全個室でご用意
当院では、すべての診療室を完全個室でご用意しております。
周囲の目や音を気にせず、リラックスした状態で治療を受けていただける環境づくりにこだわりました。
プライバシーを確保することで、口腔内のお悩みやご不安も相談しやすく、カウンセリングや治療説明もより丁寧に行うことが可能です。
お子さま連れの方や、治療に対して不安のある方にも、安心して通っていただけるよう配慮しております。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | |
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09:30〜13:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - |
14:30〜19:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | - |
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〒192-0083
東京都八王子市旭町1-4 八王子交通ビル3F
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JR八王子駅 徒歩1分
京王線京王八王子駅 徒歩5分
-
近隣の駐車場をご利用ください。