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冷たい物、しみていませんか?

こんにちは、歯科衛生士の村上です。

4月を迎え桜の季節がやってきました!
最近では20℃近く気温が上がる日もあり、冷たい飲み物やアイスが食べたくなる日も近いですね。
アイスクリームの写真
ところで、冷たいものを食べたときに歯がしみることはありませんか?
キーンとしみると『虫歯かも?』と心配になりますよね。
もちろん虫歯が理由でしみる場合もありますが、実は虫歯になっていなくても冷たい食べ物やブラッシングの刺激などで歯がしみてしまうことがあります。
それが『知覚過敏』です。
今日は知覚過敏の原因や対処法についてご紹介します。

◉知覚過敏とは
知覚過敏とは
【いしゃまちより引用】
 
健全な歯の一番表層はエナメル質という硬い構造ですが、何らかの理由で二層目の象牙質が

露出してしまった時に、象牙質に張り巡らされたストロー状の管(象牙細管)によって歯髄(神経)に痛みが伝わってしまうことを知覚過敏症といいます。

◉象牙質が露出する理由

象牙質が露出してしまう主な原因は
・歯周病によって骨の位置が下がり、歯茎が下がるため
・噛み合わせや歯ぎしり、くいしばりによって歯に対して強い力が加わり続けると歯の付け根が削れてしまうため(くさび状欠損)
・硬い歯ブラシや強すぎるブラッシングなど、過度なセルフケア
などが挙げられます。
噛み合わせに関しては前回の安藤先生のブログにも詳しく載っているので是非ご覧ください!
◉知覚過敏への対処法
残念ですが知覚過敏を根本的に治す方法はなく、対処療法になってしまいます。
・歯周治療(歯科での専門的なクリーニング)によりそれ以上歯茎が下がらないように食い止める
・くいしばりに対して、夜間にマウスピースの装着で歯への負担を減らす
・しみる歯に対し、しみ止め薬を塗布する
などが挙げられます。
症状の軽い方であれば、しみ止めの成分が配合された歯磨き粉を使うことで症状を軽くしたり、予防を行うことも出来ます!
 
◉知覚過敏におすすめの歯磨き粉
日本の歯磨き粉に使用されている知覚過敏に有効な成分は
・硝酸カリウム
・乳酸アルミニウム
の2つが主な成分になります。
硝酸カリウムには即効性があり、乳酸アルミニウムには持続性があるので、症状によって使い分けてみて下さい。
歯磨き粉の写真
【ライオンより引用】
ライオンから販売されているシステマセンシティブには硝酸カリウム・乳酸アルミニウムの2種類が配合されているので、日常的な予防に向いていておススメです。歯磨き粉の写真
【グラクソ・スミスクライン・コンシューマーヘルスケア・ジャパン株式会社より引用】
CMなどでお馴染みのシュミテクトには硝酸カリウムが配合されているので、知覚過敏症状の出始めにおススメです。
シュミテクトはタイミングによってはサンプルをお渡しできるので、症状が気になる方はスタッフにお声かけくださいね♪
 

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宜しくお願い致します。

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歯科衛生士 村上 明日香


知覚過敏とは

虫歯がないにもかかわらず、冷たいものを飲んだり食べたりしたときにしみるような痛みを感じること。歯ぐきが痩せて歯の根っこが露出したり、歯のエナメル質(歯の一番表面)が薄くなり、歯の神経組織を覆う象牙質がむき出しになると起こる。
https://www.weblio.jp/content/知覚過敏
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