セミナーについて

くろさわ歯科医院副院長の前田です。

本日は来月行われるセミナーについてご案内致します。

pdfファイルが開きます。

今回の講演は、2部構成になっており

「なぜ歯科治療を受けてもなかなか治らないのか。どうして悪い病気が進行してしまうのか。治療を受けて、病気を治すための大切な病院選び」と

「歯を失ったときの治療に迷った方へ。

入れ歯だけでなくインプラント治療について本当に良いものなのか、危険な処置のか。

ご自身にとって1番最適な治療を教えてくれる病院選び」をテーマに行ってきたいと考えております。

今回はこの講演の内容につきまして、

詳しくご紹介したいと思っております。

歯科の病気は大きく分けて二大疾患があり、

それは「虫歯」、「歯周病」の2つに分かれます。

虫歯を引き起こす細菌や歯周病を引き起こす細菌たちはなるべくお口の中から排除して「炎症抑制をしっかりと徹底して管理していく必要があります。

お口の中にいる細菌のことを常在細菌叢と呼ばれていますが、この中でも炎症促進させてしまう悪い細菌の数が多ければ多いほど、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

第1部では、

虫歯になる理由について、

また歯周病を悪化促進させてしまう要素を

臨床的な側面や学術的な観点からわかりやすくお伝えしたいと思っております。

第2部では

歯を失った方に向けたインプラントや入れ歯についての 最新治療の内容とその患者様にあった最適な選び方についてのご提案をいたします。

また最新の治療の内容に応じてメリットデメリットも踏まえた「最新治療を受けることがその患者様に本当に合った治療なのかどうか」という本質的な点も

現在の歯科治療の現場現状を踏まえて皆様に詳しく解説させていただきたいと思っております。

近年では適合性の良い入れ歯の種類が豊富に増え、バリエーションが高まりました。

また、インプラントに関してもより高度な治療が求められるようになり、

治療の術前診査といったものが、「安全で予知の高い長期安定につながる」 重要な要素になってきております。

インプラントに関しては金額的・時間的な要素だけでなく、

その患者様のお口の中の歯の本数/口腔衛生環境の状態

歯を支えている骨の骨格や、上下の歯の噛み合わせ、全身的なご病気の状態によって、

インプラントの 種類や処置をする場所を考慮して 、長期的な安定に繋がるよう、治療計画を立てていく必要があります。

しかし、無理な設計をすれば、インプラントはすぐに破綻をきたしてしまい、辻褄の合わない治療を通じて

生涯悩み続けていかなければならなくなることもあります。

私の病院では

インプラントという人工歯根を利用して末永く快適に噛める状態を作り上げるため、

その患者に応じて術式を変えたり、

長期安定に持ち込むため処置後の回復を待つ期間を変えたりすることで、

治療の成功率を飛躍的に高めております。

また、その患者様の歴史の刻まれたお口の中で 噛み合わせが崩壊している場合は再建させていく上で非常に大がかりになることもあります。

噛み合わせを再建させるためには、今まで失われてきた機能を回復していく ことになりますので、単純に部分的な治療のみならず

お口の中、全体を包括的に考えなければならないことも多く存在します。

安易にインプラントに飛びつくのは決して良いことではありませんが、

インプラント処置の理論的に設計を設定し、 臨床的に理想的な仕上がりができると言う判断をした上で、治療を受けていただくことがとても重要になってきます。

 ぜひ皆様のこれからの歯科治療の中でヒントとなるようなお話ができればと思っております。

講演は3月25日10時30分から行われる予定です(場所、八王子スクエアビル12階第二セミナー室)です。

最後に無料個別相談を設けますので、もしも治療に際してご相談がございましたら、無料の個別相談を受けたまわります。

皆様のご参加をぜひお待ちしております。

【セミナー詳細】

・お口の健康とインプラントセミナー

・参加費無料

・定員25名様(先着順)

第1部なぜ治らないどうして悪くなるの？従来の歯科治療から最新の歯科治療へ原因。究明と新たな治療方法

第2部なぜインプラント治療には「成功」と「失敗」 があるのか、あなた自身が選んで決めるインプラント治療

第3部無料個別相談会（ご希望の方に、CT撮影を無料でさせて頂き 今の現状やお悩みについてご相談承ります）

3月25日(土) 10時30分から12時まで(10時から受付開始)

お申し込み電話番号042-646-2332(お申し込み受付時間:平日11時から18時まで)

【　参考文献　】 1）　岡本徹，都薬誌，Vol.39， No. 8 ，2017 2）　口腔常在微生物叢解析センターHP：http://tani8020.jp/microbiome/

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