何気なく選んでいるキシリトールガム。
「虫歯予防にいい」とテレビや広告で見かけることも多いですよね。
でも、本当に効果はあるのでしょうか?
実は、選び方や食べるタイミングにもポイントがあります。
今回は、キシリトールガムの効果と上手な取り入れ方をわかりやすくご紹介します。
キシリトールガムは
「魔法の虫歯予防」ではない
くろさわ歯科医院スタッフです!キシリトールガムは、コンビニや薬局でも手軽に購入でき、さまざまなメーカーや味の商品があります。
ただし、「噛むだけで虫歯にならない」という魔法のアイテムではありません。
毎日の正しい歯みがきや、歯科医院での定期的なクリーニングがあってこそ、虫歯予防のサポートとして効果を発揮します。
まずは、キシリトールの特徴を正しく知ることが大切です。
キシリトールとは何か
キシリトールは、白樺(しらかば)やトウモロコシの芯などの植物から作られる天然由来の甘味料で、1960年代頃から虫歯予防への研究が進められてきました。
見た目や甘さは砂糖に近いですが、虫歯菌はキシリトールをうまくエサにできないため、歯を溶かす「酸」をほとんど作れません。
そのため、お口の中が酸性になりにくく、虫歯予防につながると考えられています。
また、ガムを噛むことで唾液の分泌が増え、歯の再石灰化を助ける働きも期待されています。
キシリトールガムと
他の虫歯予防方法との違い
キシリトールガムは、虫歯を治すものではなく、毎日の虫歯予防をサポートする補助的なアイテムです。
歯みがきは汚れや歯垢を落とし、フッ素は歯を強くし、歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングは自分では落とせない汚れを除去します。
一方で、キシリトールは虫歯菌が酸を作りにくい環境を整え、唾液の分泌を促す役割があります。
天然由来の甘味料のため体にもやさしく、子どもの虫歯予防として取り入れやすいのも特徴です。
それぞれを組み合わせることで、より効果的な虫歯予防につながります。
キシリトールガムの
効果的な取り入れ方
歯みがきは汚れや歯垢を落とし、フッ素は歯を強くし、歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングは自分では落とせない汚れを除去します。
一方で、キシリトールは虫歯菌が酸を作りにくい環境を整え、唾液の分泌を促す役割があります。
天然由来の甘味料のため体にもやさしく、子どもの虫歯予防として取り入れやすいのも特徴です。
それぞれを組み合わせることで、より効果的な虫歯予防につながります。
キシリトール含有量の確認の重要性
「キシリトール入り」と書かれていても、実はキシリトールの含有量が少ない商品もあります。
中には砂糖や水あめが多く含まれているものもあり、虫歯予防効果が十分に期待できない場合もあります。
そのため、選ぶ際はパッケージだけでなく、原材料表示を確認することが意識してほしいと思います。
特に、原材料の最初に「キシリトール」と書かれているものや、キシリトール100%に近い商品は、虫歯予防を意識する方におすすめです。
なんとなく選ぶのではなく、「中身」を確認する習慣も大切です。
キシリトールガムの落とし穴と
注意点
キシリトールガムは虫歯予防のサポートとして役立ちますが、「たくさん噛めばより効果が高まる」というわけではありません。
キシリトールは糖アルコールという成分で、体に吸収されにくい性質があります。
そのため、一度に大量に摂取すると、お腹がゆるくなったり腹痛を起こしたりすることがあります。
特に小さなお子さまは注意が必要です。
また、「キシリトール入り」と書かれていても、砂糖が含まれている商品もあるため、成分表示を確認することも大切です。
ガムだけに頼らず、歯みがきや定期検診と組み合わせて取り入れていきましょう。
くろさわ歯科が推奨する
キシリトールガムの活用法
くろさわ歯科では、患者さんのお口の状態や生活習慣に合わせて、キシリトールガムの取り入れ方もご提案しています。
例えば「POs-Ca(ポスカ)」は、キシリトールに加えてリン酸化オリゴ糖カルシウムという成分が含まれており、歯の再石灰化をサポートする特徴があります。
また、「リカルデント」は牛乳由来成分CPP-ACPを配合し、歯に必要なミネラル補給を助けるガムとして知られています。
ただ噛むだけではなく、「いつ噛むか」「どの商品を選ぶか」も大切です。
当院では、歯科衛生士によるカウンセリングを通して、患者さんに合った予防方法を一緒に考えています。
キシリトールガムは虫歯予防の
強い味方
キシリトールガムは、正しい知識を持って上手に取り入れることで、虫歯予防の強い味方になります。
実際に、キシリトール研究が進んでいるフィンランドでは、1970年代から学校でキシリトールガムを活用した虫歯予防が行われてきました。
研究では、継続的にキシリトールを取り入れた子どもたちで、虫歯の発生が約30〜60%減少したという報告もあります。
ただし、キシリトールガムだけで虫歯を完全に防げるわけではありません。
毎日の歯みがきやフッ素の活用、食習慣の見直し、歯科医院での定期的なクリーニングと組み合わせることで、より効果的な予防につながります。
くろさわ歯科医院では、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせた予防方法をご提案していますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

