こんにちは、歯科衛生士の村上です。
３月もあと僅かとなり、生活の変化が訪れるタイミングですね。当院でも長年働いてくれたスタッフが2名ほど退職します。寂しくなりますがそれぞれの活躍を祈りつつ、新しいメンバーと共にこれからも明るく頑張っていきます！
今日はインプラントを希望される患者様から多く質問いただくインプラントの治療期間についてご説明します。
インプラントは顎の骨の中にチタン製のネジを埋め込み、骨とチタンが結合する仕組み（オッセオインテグレート）を利用して骨の中に固定します。
そのため抜歯後やオペ後に骨の治癒を待つ時間が必要です。
①抜歯からスタートの方は歯を抜いて3ヶ月治癒を待ちます。元々歯のない方は②からスタートになります。
②『インプラント一次オペ』
オペにてインプラントを埋入し3ヶ月治癒を待ちます。
ほとんどの場合オペの時点ではインプラントの上部構造は入りません。
③『インプラント二次オペ』
骨の治癒の状態が良ければ少量歯茎を切開し、インプラントにパーツを取り付けて歯茎の上に装置が出るようにします。
④『インプラント上部構造のセット』
二次オペから1週間ほどで歯茎の治りを確認したら、仮歯の型取りをします。仮歯はリハビリ装置として使用するので、機能が安定したら上部構造の作成になります。仮歯を経て上部構造が出来るまでおおよそ1ヶ月ほどになります。
お口の中の状態にもよりますが、最短で4ヶ月程で治療が終わります。
また、骨の移植などを行う場合には6ヶ月間治癒を待つ事があります。抜歯から治療を始め骨の移植を行うと10ヶ月〜1年弱の治療期間になる事もあります。
このように患者様によって治療期間には大きく差があるので、まずはお気軽に相談してください。
治癒を待つ間は、他に治療の必要な所を進めますので最短でスムーズに治療が終わるよう心掛けております。
当院には、ずっと歯医者が苦手で歯科を受診できなかった方、仕事や生活が忙しく治療のタイミングが取れない方。様々な理由でお悩みの患者様が多く来院されます。
患者様一人一人に合わせた治療計画をご提案しますので、一人で悩まずに是非一度相談にいらしてくださいね。
午前診療時間:9:30〜13:00
（最終受付12:30）
午後診療時間:14:30〜19:00
（最終受付18:30)
休診日:日曜・祝日
宜しくお願い致します。
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総合歯科診療のくろさわ歯科医院
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歯科衛生士 村上 明日香
顎の骨に人工歯根（インプラント体）を埋め込み、上部構造（人工歯）を装着する治療法のことを言います。