治療ポリシー

これまでの歯医者で受けた治療で、望む結果が得られず繰り返し通うことになった過去によって、歯医者が「怖い」「嫌い」と感じている方も少なくありません。
そんな方々が、今一度ご自身が希望する治療を正しく受けられる歯医者を作りたいとくろさわ歯科医院は思っています。

当院へご来院される患者さまは、始めはトラウマを抱え不安な表情がみられますが、治療が進むにつれて明るい笑顔へと変わっていく方が多くいらっしゃいます。
そんな患者さまの笑顔を作ることが私たちの1番の幸せであり、最大の目的です。
これからも八王子近くに住む方々のお口の健康を守れるよう、スタッフ一同努めて参りますので、ぜひご安心してお悩みやご不安点をご相談ください。

受けられる治療に対してお悩みやご不安点をなるべく減らせられるように、当院では患者さまとのコミュニケーションをとても大切にしています。

ご希望の治療や過去の治療経過を丁寧にカウンセリングしたうえで、患者さまの現在の口腔内の環境を細かく説明します。
それを踏まえてどうすれば治るか、どんな治療法があるかをご提案いたします。
治療を開始する前にとことん話し合い、ご納得いただいたうえで治療に取り掛かることが当院の強みです。

くろさわ歯科医院には、現在通っている歯科医院での治療に不安を感じ、改めて意見を求めて来院される方が多くいらっしゃいます。

・抜歯と診断されたが本当に避けられないのか
・根の治療を長期間続けても改善しない
・提案された治療費が高額だった
など

歯科治療は一度始めると長く関わるものだからこそ、納得できる説明を受け、自分に合った方針を選ぶことが大切です。
担当医との信頼関係や相性も治療の質に影響しますので、不安や疑問を抱えたまま進めるのではなく、セカンドオピニオンを活用してみることをおすすめします。

一般的な歯科治療では、痛みや違和感が少ない場合には、十分に治療がなされていなくても気づきにくいという側面があります。
特に根の治療や被せ物の精度は、治療直後には問題がなくても、数年後に大きなトラブルを招く原因となり得ます。

実際、今お口のことで悩まれている方の多くは、過去に受けた治療のやり直しを余儀なくされています。
だからこそ、当院では「目先の対応」ではなく、十年先を見据えて歯をできるだけ永く残すことを重視しています。
「患者さまに見えない部分であっても決して手を抜かず、精密さを追求すること。」
それが結果として歯を守り、人生を支えることにつながると私たちは考えています。

歯科治療において最も多い不安は「痛み」や「恐怖心」です。
くろさわ歯科医院では、そうした負担を少しでも和らげられるようにさまざまな工夫を取り入れています。

注射の前には歯ぐきに「表面麻酔」を施し、針を刺す時の痛みを抑えるほか、薬液の注入も丁寧に時間をかけて行います。
また、不安が強い方には「笑気麻酔」によるリラックス効果を、外科的処置や強い恐怖心がある場合には「静脈内鎮静法」により、眠っているような状態で治療を受けていただくことも可能です。
患者さま一人ひとりの状況に合わせて最適な方法を選び、安心して通える環境づくりを大切にしています。

お口の中は非常に複雑で、肉眼だけでは確認できない部分が多くあります。

くろさわ歯科医院では、三次元CTを活用し、虫歯の進行具合や根管の形態、さらには骨の内部構造まで多角的に確認しています。
さらに歯科用顕微鏡であるマイクロスコープを用いることで、根管内の亀裂や破折、感染物質の残存などを詳細に把握し、被せ物や詰め物の適合精度を高めることが可能です。
こうした精密な診査・診断・治療によって見落としを防ぎ、歯へのダメージを最小限に抑えながら、長く健康を保てる診療を心がけています。

これまでに「抜歯しかない」と診断された歯でも、本当に残せないのかを慎重に見極めることが大切です。
くろさわ歯科医院では、CTとマイクロスコープを併用することで歯の根や神経の状態を立体的に把握し、精密な診査・診断を行っています。
そのうえで綿密な治療計画を立て、可能な限り歯を残す方向で治療に取り組みます。

実際に、抜歯と診断された歯を保存してきた実績も数多くあります。
痛みがなかなか引かない場合や、治療が長引いて不安を抱えている方に対しても、まずは現在の状況を正確に把握し、抜歯の必要性を判断します。
そして残せる可能性があると考えられる場合には、マイクロスコープを用いた精密な根管治療により歯の保存を目指します。